ところで、みなさんは心理学に興味はありますか?
私は、自分自身が精神的に落ち込んだ時期があったので、
少しだけ興味があります!
「人間の心理」って目には見えないものだから
新しい発見が多くて、面白いですよね。
そこで今回は、「認知的不協和」について
考えてみようと思います!
認知的不協和とは?
認知的不協和(英: cognitive dissonance)とは、
人が自身の中で矛盾する認知を同時に抱えた状態、
またそのときに覚える不快感を表す社会心理学用語。
アメリカの心理学者、
レオン・フェスティンガーによって提唱された。
人はこれを解消するために、
自身の態度や行動を変更すると考えられている。
雰囲気で、なんとなーく分かるけれど
やっぱり、文章だけでは理解し難いですね。
このWikipediaを元に、
YouTubeをアップされている方を見つけたので、ご覧下さい!
自分の中に2つの矛盾が生じたとき、
人は本能的に、その矛盾を修正しようとする傾向がある。
ということですね!
いい感じに自分を説得しちゃう。笑
実際の実験結果でも分かる通り、
認めたくない矛盾があっても
自分の置かれている環境や状況で
思い通りに書き換えてしまうんですね。
恋愛心理と認知的不協和
具体例をウィキペディアを参考に
「恋愛」に置き換えて考えてみましょう!
↓難易度高めなので絵にしてみました!
【好きな人の事実(2)を知る】 |
A 私は、好きな人に告白をする |
B 相手には、他に好きな人がいる |
このとき、AとBは矛盾します。
「相手には他に好きな人がいる」(B)ことを知りながら、
「告白をする」(A)という行為のため、
自分自身に矛盾を感じます。
そのため、AとBの矛盾を解消しようとします。
【自分の行動(A)の変更】 |
C (Aの変更) 私は、告白を諦める |
B 相手には他に好きな人がいる |
一番論理的なのはAを変更することです。
「告白する」(A)を
「告白しない」(C)に変更すれば、
「相手には他に好きな人がいる」(B)と全く矛盾しません。
これが小さなことだったら、
自分の行動を修正または変更することで足ります。
しかし、好きな人に自分の気持ちを伝えたい。
自分のものにしたい。と思う独占欲が出てきます。
だから、「告白をする」(A)から
「告白をしない」(C)へ行動を修正することは、
大きな困難が伴いますね。
その場合は、Bに修正を加える必要が出てきます。
【新たな認知(D、Eの追加)】 |
A 私は、好きな人に告白をする |
B 相手には、他に好きな人がいる |
D まだ相手は恋人関係ではない |
E 告白することで振り向いてくれるかもしれない |
「まだ相手は恋人関係ではない」(D)を加えれば、
「私は、好きな人に告白をする」(A)と
「相手には、他に好きな人がいる」(B)との間の
矛盾を弱めることができます。
そして、
「告白することで、振り向いてくれるかもしれない」(E)を付け加えれば、
振られることへの恐怖をさらに低減することができます。
自分の行動によって生じる矛盾を
複数の認知によって肯定へと導いていることが分かりますね!
認知的不協和は、対人関係でも活かせる?!
こちらは、営業に関する認知的不協和を取り上げている
チャンネルです!
動画を見て頂けると分かりますが、
認知的不協和を活かした行動をするためには
「自分から自己開示をして質問する」
ということが重要になってくるようですね!
確かに、自分自身に置き換えて考えてみても
「どこ出身ですか?」や「何が好きですか?」など質問ばかりされると
と不快と共に警戒心を感じます。笑
でも相手から「私は〇〇出身です。あなたはどこ出身ですか?」と
聞かれる方が、嫌な気持ちはしないですよね!
この法則を活かして、営業だったり、面接だったり、
様々な場面で正しく使うと、良い結果が出そうですね!
おわりに
いかがでしたか?
「認知的不協和」という言葉を初めて聞いた方が
ほとんどだと思います。
Twitterでも、分かりやすくまとめてあるものや
実体験を元にしたものもあるので、見てみて下さいね!
素手でトイレ掃除、要するに「嫌で無意味なことをしていると、人間は認知的不協和を起こして、それに何かの価値があると自発的に思おうとする」というアレを利用しているので、まあ洗脳テクですね。自発的に思わせるのが洗脳のコツでさ。DVとかもそうだけど
— まくるめ (@MAMAAAAU) December 19, 2018
ネガティブなことばかり考えていると、本当に悪いことしか起こらない。
人の脳は自分の行動と認知のつじつまを合わせようとする認知的不協和という性質があります。
ネガティブ思考は、言動と行動をネガティブにする。
ネガティブな言動と行動で、悪い結果を招くことはあっても良い結果は招かない。
— アドラー心理学サロン(アドサロ) ポジティブ心理学サロン (@PositiveSalon) March 30, 2019
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