その時にどのように捉えて行動するかで人生が変わると言われています。
これを、「計画的偶発性理論」「計画された偶然性理論」と言います。
たとえば、仕事を選ぶときなど、人との出会いが決め手となった方も多いでしょう。
「計画された偶発性理論」では、個人のキャリアはそうした予期しない出来事の積み重ねで作られる、と考えるのです。
この考え方、自分のキャリアだけでなく、
自分の結婚相手までも導き出せることに繋がっているとしたら・・・みなさんどう思いますか?
Contents
「計画的偶発性理論」とは
「個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される」
という前提に基づいています。
例えば、働いたり、人と出会ったりすることで興味・関心が変化し、
その時点からキャリアパスが変更されることもあります。
良くも悪くも、私たちのキャリアは多くの偶発的な要素によって決定されているのです。
つまり、、
という考え方です。
自分のお手伝い先では、月に5冊読んでたら、上位10%の人材であり、計画された偶発性が機能するようになって、無限にチャンスが飛び込んでくるようになるから。
という話をよくしている。https://t.co/ub1mlecJJz https://t.co/2PUsQkQn9k— ところてん (@tokoroten) April 26, 2019
偶発を呼び込むにはどうしたらよいか・・・?
ではどうしたら、「予期しない」出来事を「計画」できるのでしょうか?
自ら積極的に行動したり、周囲の出来事にアンテナを張りながら、
偶然を意図的・計画的にステップアップの機会へと変えていくべきだというのが
同理論の中心となる考え方です。
5つの行動指針とは
偶然を意図的・計画的にステップアップの機会へと変えていくために、
必要な行動指針として、次の5つを掲げています。
1、好奇心:常に新たな発見のチャンスを模索し続けること
1つ目の行動特性は「好奇心」。何事にも好奇心を持ち、いろんなことに挑戦したり多くの場所に足を運ぶだけでも、それだけチャンスや出会いは増えます。
休みは家に閉じこもっているのではなく、新しい出会いや発見を求めて出歩くようにするなど、小さなことから始めてみましょう。
例をから挙げると、ある人はオンラインゲームを通して出会い、仲よくなった人の会社に転職した人がいます。人生のきっかけはいつどこで訪れるかわかりません。
常にアンテナを張り、何にでもチャレンジしてみることが大切です。
2、持続性:失敗を恐れず、努力し続けること
挑戦してみよう!と思うものを見つけたら、じっくりと取り組んでみましょう。
たとえば、将来、英語を使う仕事に就きたいと思っているとします。
しかし、「どうせキャリアは偶発的だから、、、」と英語の勉強をなまけていれば、いざ「働ける人を急募!」などのチャンスが巡ってきても、肝心の実力が伴わずチャンスをを逃してしまいます。
いつどんなチャンスがやってきてもそれに応えられるように、自分の目標に関わる努力はコツコツと続けておくことが大事です。
3、楽観性:新たなきっかけは必ず実現する、可能になるとポジティブに考えること
現状や将来に対し、ある程度楽観的なスタンスでいることも大切です。
「どうにかなる」「大丈夫」とどっしり構えてポジティブに考えていれば、未知の世界にも堂々と飛び込んでいけます。
反対に「失敗したらどうしよう・・・」と怖がっていては、積極的な行動を起こすことができないため、キャリアを好転できたかもしれない多くの機会を失ってしまいます。
計画的偶発性理論においては、偶然の出会いを自分から掴みにいこうとする積極性が重要なのです。
4、柔軟性:こだわりを捨て、信念、概念、態度、行動を変えること
これは、オープンマインドに通じる「柔軟性」です。
完璧や理想に固執し、視野が狭くなってしまうと、せっかく訪れたチャンスを見逃してしもうことも。今起こった出来事や新しいきっかけに対し「自分には関係ない」とすぐに決めつけず、ひょっとしたら・・・かもしれないと可能性を考えてみることも大切です。
5、冒険心:結果が不確かでも、恐れずに行動を起こすこと
大きなチャンスにはリスクが伴うことがあります。
今までにない大きなチャンスが巡ってくれば、誰でも「もしここでしくじったら・・・」と急に不安になるものです。
でもここで逃げだしたら、せっかくのこのチャンスはもう二度とやってこないかもしれません。
常に冒険心をもち、リスクを恐れず、何事にも勇気を持ってチャレンジしていきましょう。
まとめ
「計画的偶発性理論」から言えば、恋のチャンスに常にアンテナを張り、
先ほどの5つの指針を心がけることによって、あなたの未来の結婚相手も計画的に導かれるかもしれないということなのです。