誰だって結婚相手に望む条件はありますよね。たった1つだけの人もいれば、10個くらい条件がある人もいるかもしれません。
しかし、条件が多ければ多いほど、理想の人と出会うのは難しくなってしまいます。
そのため既婚者のほとんどは、条件を絞ってどうしても譲れない条件だけを残し、結婚相手を見つけていますよ。
しかし、条件の絞り方に失敗して後悔してしまう人も…。
一体どんな条件なら妥協してもよくて、どんな条件は絶対に妥協してはいけないのでしょうか?
今回は、既婚者の意見も参考にして、結婚相手に望む大切な条件と、意外と妥協できる条件について解説します。
Contents
結婚相手に妥協は必要?
結婚相手はこれからずっと何十年も一緒に暮らすのですから、理想的な相手を見つけたいと思いますよね。
妥協して結婚したら、きっと後悔する…。そのように思うと理想の条件がどんどん増えていくかもしれません。
しかし、実際婚活してみるとわかるでしょうが、理想通りの人にはなかなか出会えません。
結婚は一生の問題だから妥協したくない…とたくさんの条件を掲げて異性をふるいにかけていると、いつまでも相手が見つからないかも?
条件にこだわりすぎ、結婚が決まらないまま自分の年齢がどんどん上がっていくと、結局妥協することになる人も多いものです。
とくに女性の場合、「若い女性がいい」という男性が多いものですから、婚活が長引くと不利になってしまいます。
それくらいなら若い頃から「妥協していい条件」と「譲れない条件」をはっきりさせておくことで、よりよい相手と巡り合える可能性が高まります。
まったく妥協せず理想の人と出会えたなんて人は、かなり少ないはず。
ほとんどの人は何らかの条件を妥協して結婚を決めています。
その妥協する条件は人それぞれ。
妥協してもいい条件、妥協すると後悔しそうな条件をしっかり見極めましょう。
結構相手に妥協してもいい条件とは?
最初に妥協してもいい条件から見ていきましょう。
条件が多すぎる人は、ある程度絞らないといつまでたっても結婚に踏み切れません。
条件を整理するためにもぜひ参考にしてください。
妥協ポイント:顔
結婚相手の顔を重視すべきか否か、多くの人が悩まれることでしょう。
男性だったら仕事で疲れて帰ってたとき、可愛い奥さんが家で待ってくれていたら嬉しいでしょうし、女性もイケメンの旦那さんと毎日一緒に過ごせるのは嬉しいですよね。
顔を重視した人の中には、生まれてくる子どものことを考えて…という人もいるようです。
ただし、結婚して長く一緒に暮らしているうちに顔を含めた外見は変わっていきます。老けない人なんていません。
結婚した当初は、相手の嫌な面が見えても「可愛いからいいか」「カッコいいから許せる」と思えるかもしれませんが、相手の容姿がだんだん老けて変わっていくと、きっと外見を最重視したことを後悔するはずです。
そのため「顔」は、嫌いな顔でなければOKというくらいにしておいてはいかがでしょうか。
嫌いな顔、生理的にムリというレベルの人だったら、まず付き合わないでしょうから、さほど気にしなくてもいいと思われます。
妥協ポイント:身長
身長が高い男性を望む女性も多いですね。
確かに女性は男性と並んで歩くとき、彼の顔が真横にあるより見上げる位置にあってほしいと思うものかもしれません。
しかし、結婚するにあたっては、それほど重視するポイントではないと思われます。
確かに身長が低めの男性と結婚すると「男の子が生まれたとき、身長の低さが似てしまうかもしれない」と心配になる女性もいるかもしれません。
しかし、身長160cmくらいでも内面の魅力で女性にモテモテの男性もいますよね。
身長が高いことは魅力の1つですが、結婚相手として重視するポイントの上位ではありません。
妥協ポイント:高学歴
男性の学歴を重視する女性もいます。学歴を重視する女性の多くは、自身も高学歴の人が多いようです。
女性が国立大や難関私立大出身の場合、自分以上か同レベルの学歴を求めてしまうため、なかなかお相手が見つからない…ということになる場合があります。
なぜなら高学歴の男性は年収が高い職業に就くことが多いため、結婚願望が強い女性には魅力的な存在です。
女性が30歳くらいになって「そろそろ結婚しようかな」と周りを見渡しても、同年代の高学歴男性はすでに既婚者になっているか、長年付き合っている彼女がいる可能性大です。
学歴にこだわりすぎると出会いを狭めてしまうかもしれません。
また、学歴を気にする女性は、本人よりも親の方が学歴重視の可能性があります。
親から「結婚相手は高学歴でないと」と刷り込まれ、結婚の条件にしている女性も少なくないと思われます。
就職時は学歴も関係するでしょうが、結婚してみれば一流大学出身でなくても困りません。
学歴はあまりこだわりすぎなくてもいい条件だといえます。
妥協ポイント:高年収
結婚するということは、2人の収入で生活していくことなので、ある程度の年収は必要です。
確かに年収はどうでもいいとは言えません。
しかし、年収の高さだけで相手を決めてしまうと、彼がリストラなどで職を失ったときに魅力を感じなくなってしまいます。
これまで年収が高かったため、プライドも高く「こんな仕事はできない」と仕事を選り好みしてなかなか再就職先が決まらないかもしれません。
それくらいなら「家族のためには何があっても頑張る」と考えてくれる頼もしい男性の方が頼りになるのではないでしょうか?
また、年収は高いけれど、仕事でストレスがたまりすぎて、いつもイライラ。
「誰のおかげで生活できてるんだ」と威張り散らす男性も困りますよね。
そのようなことを考えると、高年収に目がくらみ、他の欠点に目をつぶってしまうのは危険です。
高年収でなくても生活はできますよ。
結婚相手に妥協してはいけない大切な条件
結婚相手に望む条件の中でも、妥協してはいけないものを挙げます。
これから結婚相手を探す人は、次の条件をよくチェックして相手を選びましょう。
妥協できないポイント:金銭感覚
金銭感覚の違いに気づいていながら結婚すると、後悔することになるかもしれません。
彼の金遣いが荒いけど「でも給料高いし仕方ないかな?」なんて思っていたら、大変なことになるかもしれませんよ。
もし彼が転職して給料の金額がガクンと下がっても、一度贅沢に慣れてしまった人は、簡単に金銭感覚が変わらないかもしれません。
収入は少ないのに金遣いの荒さはそのまま…そんな生活では安心して暮らせませんよね。
また、男性は女性の金銭感覚もチェックしておきましょう。
金遣いの荒い女性と結婚すると、あなたが頑張って稼いだ給料をパーッと使ってしまうかもしれません。
平均以上の年収を稼いでいるのに「貯金なんてしてないよ」と言われて愕然とするかもしれませんよ。
年収より金銭感覚の方が大事といっても過言ではありません。
ただし、1円もムダにしないような節約家ならいいかというと、必ずしもそうとは限りません。
趣味に使うお金、レジャー費用、外食費などすべてをムダと考える人とは楽しい結婚生活を送れない可能性があります。
金銭感覚が違う人と結婚すると、お互いにストレスとなり、けんかも絶えません。
自分と金銭感覚が合うことは、とても大事ですよ。
妥協できないポイント:価値観
離婚理由に「価値観の違い」が多いように、結婚する2人にとって価値観が違いすぎるのは後々耐えられなくなるかもしれません。
金銭感覚の違いも価値観の違いの一種といえます。
「何にお金をかけるべきか」という価値観が違えば、お互い相手のお金の使い方にストレスを感じてしまいます。
「休みの日に遊びに行きたいか、家で寝ていたいか」こんなことでも揉めるかもしれません。
価値観が違いすぎると、一緒にいる意味がわからなくなってしまいます。
価値観がまったく一緒という人はいませんが、違いすぎるとどちらかが我慢を強いられることになります。
価値観が似ていることは、大切な条件です。
▼さらに詳しい結婚相手に求めるべき価値観はこちら。
妥協できないポイント:生活できる程度の収入
高年収は妥協できても、生活できる程度の収入は妥協すべきではありません。
女性の場合、すごく好きになった人の年収が低すぎると「私も働くから大丈夫!」「愛があればお金なんて」などと思ってしまう人もいますよね。
しかし、結婚するということは生活することであり、お財布を一緒にするということです(お財布が別の夫婦もいますが)。
新婚当時は貧乏生活でも愛があれば幸せだと感じるかもしれませんが、子どもができると何かとお金がかかります。
「親の年収と子どもの学力は比例する」なんて言われますので、収入の低さが不安になり始めるはずです。
もし彼の収入があなたより少ないのに、家事に協力的でなかったり、威張っていたりしたら、嫌になってしまうかもしれませんよ。
生活がかかっていますので、「愛があればお金なんて」というわけにはいかないです。
普通に生活できるほどの収入がなければ、結婚を急がない方がいいかもしれません。
妥協できないポイント:人柄
最終的に決め手となるのは人柄という人も多いです。
これから一緒に生活をしていく中で、2人で乗り越えなくてはいけないことも多々あるはずです。
そのとき、相手の人柄がよく、尊敬できるような人であれば、多少の我慢もできるはず。
「人柄がいい」とは、具体的にどのような性格を指すのかリストアップしてみます。
- 誠実
- 責任感がある
- 周りに尊敬されている
- 損得勘定をせず困っている人を助けられる
- 公共のルールを守る
- 約束を守る
- 人の悪口を言わない
- 明るい
- 人に感謝できる
幸運な結婚生活を送れそうですし、もし何か困ったことがあったときも周りの人が助けてくれそうです。
出会った相手が結婚の希望条件に少し満たないとき、人柄がよければ結婚してもいいという人は少なくありません。
それほど結婚相手を選ぶときに人柄は大切なものです。
相手の人柄はしっかりチェックして結婚を決めてくださいね。
結婚相手に妥協は必要?まとめ
結婚相手に望む「大切な条件」と「意外と妥協できる条件」をご紹介しました。
妥協というと悪いことのようですが、持ち物を断捨離して本当に大切なものを残すように、結婚の条件も妥協できるものは削ぎ落して、本当に必要な条件だけを重視することで、素敵な人と出会えるかもしれませんよ。
▼あなたの価値観を大切にしながら、これら記事を参考にしていただいて、結婚相手に望む条件を絞ってください。
妥協どころか、相手がいないよ!という方は、いきなりデートで婚活しよう!