みなさんも私と同じような経験はありませんか?
相手が悪気がないのは分かるんですが、とにかく私は、仕事が終わったらすぐ家に帰りたいんです!!!!!笑
そこで今回は、交渉術の1つである「ドア・イン・ザ・フェイス」についてみなさんと共有していきたいと思います◎
私のように「何回も断るのは申し訳ない」と相手に思わせることがポイントになっているんですよ!
(このテクニックにハマっていたのか、、、笑)
Contents
ドア・イン・ザ・フェイスとは?
依頼や交渉の際、最初に難度の高い要求を出して相手に一旦拒否させておき、
それから徐々に要求水準を下げていく話法のことで、先立つ要求を目くらましにして、最終的に、こちらの最も望ましい要求を承諾するよう相手を導く。
お願い事をするときは、最初に相手が絶対受け入れてくれないような内容を提示して、徐々に軽くしていくということですね◎
10億がダメならせめて5000万だけでも…(ドアインザフェイス)
— ひつじ@現視研 (@Sheeep4290) July 1, 2020
要求水準の落差を利用した交渉術で譲歩的要請法とも呼ばれているんですよ♪
訪問先でセールスマンは、ひとまず相手に拒否させるためにドアが開いたらいきなり顔を突っ込むという動作に由来しています!
ドア・イン・ザ・フェイスのメカニズム
ドア・イン・ザ・フェイスは、この後ろめたさを解消するために人が「受けた物事に対して何らかのお返しをしようとする」心理に働きかけているのです◎
▼【返報性の法則とは?】
自分の依頼や交渉を複数回相手に断らせることによって、そのお返しとして相手が承諾してしまうというような流れを作り出すのです!
アイスコーヒー(L)10個買って!
うそ、やっぱりSサイズ1個で良いや。
お願いね。これが有名なドアインザフェイス。最初に無理なお願いされると、その後に来た小さいお願いを聞いちゃうというやつな。譲歩的要請法とも呼ぶ。アフロ田中でもお馴染みだね。
— uchida
(@ucdkit) June 25, 2020
ドア・イン・ザ・フェイスの実験
この「ドア・イン・ザ・フェイス」を使うと何も考えずに交渉した場合と比べると約3倍近くの差が出ることが分かっています!
社会心理学者ロバート・B・チャルディー氏が行なった実験で効果が証明されています◎
承諾してくれた大学生は、17%でした。
すると、学生の50%が承諾したのです!
つまり、譲歩するように要求レベルを下げただけで承諾率が約3倍になったのです◎
フットインザドアなポルノグラフィティ
「冷たい水をください できたら愛してください」ドアインザフェイスなポルノグラフィティ
「愛してください ダメなら冷たい水をください」— サボ (@HAMAMATSU_KEN) June 25, 2020
ドア・イン・ザ・フェイスのポイント
ドア・イン・ザ・フェイスを活用する上でポイントとなる部分を覚えておきましょう!
最初の要求で不快感を与えない
最初の要求をあまりにも無理なものにすると相手に不快感を与えてしまいます。
そのため、最初の大きな要求は
不快感を与えない程度の、
常識があるものにしましょう!
次の要求はすぐにする
最初の大きな要求を断られて時間をあけてしまうと、相手の中の罪悪感は薄れてしまいます。
相手に譲歩したしてもらうためにも、罪悪感が残っているうちに小さな要求を提示しましょう♪
段階を踏みすぎない
本当の要求に辿り着くまでの段階で嘘の要求を用意しすぎて相手に断り癖をつけないようにしましょう!
当たり前になってしまうと罪悪感を抱かれずに、ただ受け流されるだけなってしまいます。
好意的で明るい雰囲気でお願いするようにしましょう♪
ドア・イン・ザ・フェイスのメリット
ドア・イン・ザフェイスは相手の承諾を引き出しやすくなるだけではなく
②満足感を味わってもらえる
という2つのメリットがあります!
ドアインザフェイス(初めに過大な要求をした後、本来の要求を提示する)は相手に最初断った心理的負担から2回目の要求を承諾する可能性を高めるもの。また、相手に決断させることで責任感と満足感を与える。
しかし、最初の要求が非現実な要求であれば逆効果となる。— 頑張るで (@sgl5DPmJxtPYrdt) March 27, 2017
責任感を持ってもらえる
依頼や交渉を大きいものから小さいものに変えたため、「自分に有利な条件になった」と相手が感じ、同時に責任感を持ってもらえるのです!
例えば、告白を受けたとき
今すぐ聞かせて欲しい!
考える時間が欲しいな。
あしたには返事するね。
と譲歩したやり取りをしたとします。
女性にとって考える時間ができたので、「約束を守ること」「時間をもらったから適切な返事をする」という気持ちになりやすくなるのです◎
満足感を味わってもらえる
要求内容を相手の拒否によって段階的に小さくすることで最終的な決定権は相手になります!
「自分が決めた」と感じることで、満足感を味わってもらえるのです◎
上記の告白の例のように返事は「あした」でよかったのに譲歩したことで相手に決定権を与えていますよね?
ドア・イン・ザ・フェイスの恋愛での活用方法
例えば、相手をランチに誘いたいとします!
今度温泉旅行に行かない?
温泉旅行は無理ですよ!!!
というように、男性には複数回断ったことで罪悪感が生まれます◎
女性が要求レベルを下げて譲歩したことにより、「こちらも譲歩しよう」という気持ちに男性を誘導できたのです!
ドアインザフェイスというか、折衷案みたいな元をちゃんと出されると
それなら…ってなる— Lys_noire (@Les_lys_noire) June 29, 2020
このように最初と最後の要求の差を大きくすることで
相手の感じ方が変わっているので、「コントラスト効果」も働いているんですよ♪
▼【コントラスト効果とは?】
交渉術の基本1 『ドアインザフェイス(過大要求法)』~その3~
「二人で飲みに行きません?」×「二人でご飯食べに行きませんか?」
「ご飯は…ちょっと」
「あっ、じゃあお茶(もしくは飲み)くらいなら!行きましょうよ!」○— ふつうサイズ (@normal_size) June 26, 2020
いきなりデートで、
気になる異性を見つけて実践してみませんか?♡
おわりに
譲歩の返報性を利用した
相手の承諾率が高くなるテクニックです◎
相手に責任感や満足感を与えるためにも
決定権を渡すことが大切です!
というポイントを抑えて、
適正な段階を踏んで譲歩しましょう♪
相手に承諾をもらうという部分では、
「YESの法則」に似ていますね!
▼【YESの法則とは?】
相手の意見を尊重しながら
コミュニケーションをとって下さいね♪
叶いますように、、、♡