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【上京ガールの恋愛白書】ワタシのクセモノ図鑑Ⅱ【婚活奮闘記】

 

「大人な男性と恋愛したい!」そう意気込んで見つけた男は、トンデモクセモノ男だった・・・

 

「東京に来れば素敵な男性との出会いが沢山あって、すぐに彼氏ができる」と信じて就職で上京してきた、神戸出身の24歳・女子大卒・大手企業の会社員・彼氏なしの私。

恋愛がしたくて出会いを求め、合コン・街コン・マッチングサイトを駆け回るも、いつも何故か一風変わった男性を惹きつけてしまう。そんな私が実際に出会った「クセモノ」な男性を紹介致します。

前回の記事はこちらで。

「君はもっと…した方が良いよ!」アドバイス押し付け男子

行きつけのバーで出会った、警察官の彼。

28歳独身で、しかも公務員だなんて素敵!と思い、早速連絡先を交換してデートへ。

品川のホテルでランチビュッフェをする事に。

人気のビュッフェのようで予約をしてくれていた彼、ときめきポイントアップ!そしていよいよお食事開始。

楽しく談笑していて、話題は趣味の話に。

インドアな趣味が多い私に対し、アウトドアな趣味が多い彼は「絶対、運動した方が良いよ!」とのアドバイス。

ここで話が終わるかと思いきや、「運動しないの?なんで?」「やってみたいスポーツは?何でしないの?」と質問攻め。

話しを盛り上げてくれるのは良いが、あまりに聞き込みされ過ぎると疲れてしまうものです。

そして最後の決め台詞「君はもっと体を動かさなきゃダメだよ!」との念押し。

あまりの押しの強さに引いてしまった私は、営業スマイルモードに。

食事の後、次のデートの約束を持ち掛けて頂いたものの乗り気にはなれずスルリと会話をかわし、解散。

今回こそ素敵な出会いになると思っていたのだが、私にとってはなかなかのクセモノだった。

「俺いま、彼女と上手くいってなくて…」浮気願望丸出し男子

友人に誘われて参加した、大手企業主催の船上パーティーで出会った同い年の彼。

パーティー会場では連絡先を交換しただけだったが、その日以来連絡が絶えず飲みに行く事に。

高身長・高学歴・高収入の三拍子そろっていた彼にターゲットを絞っていた私だったが、食事を共にする中で衝撃のカミングアウト「俺、彼女いるんだよね」。

しかし、その後の一言「でも、彼女と上手くいってなくて」。

よくある浮気の始まりパターンのやつだと私は確信したものの、彼女がいる事を公言するのはまだ誠実かと、興味本位もありその後も何度か会うことに。

そしてついに3回目のご飯の後、自宅にお持ち帰ってしまいました。

彼の浮気に便乗してしまったのです。

自身が浮気をされ失恋した過去があるからこその罪悪感と後悔が入り混じる感情。

そんな背徳感の中で行為に挑んだのですが…彼の感度の良さに驚いてしまい、ドン引き。

まるで鮮魚のようにピチピチ動き回るのです。

せっかく時間をかけて関係を深めたものの、ワンナイトでさようなら。

彼からまた会いたいとのお誘いはあったが、こちらはしれっとフェードアウト。

三高彼女持ち男子であっても、床上手な条件までは備え持っていなかったようです。

「普通な俺がカッコいい」アラサーハイスペック男子

先輩に誘われて参加した合コンで出会った29歳不動産コンサルタントの彼。

高学歴で高収入な上に、航空会社の最高ステイタス会員という、輝かしい価値の持ち主。

さらに実家は会社を経営していて次期社長になるという、玉の輿に乗れるという耳寄り情報も入手。

早速連絡先を交換し、仕事終わりに飲みに行く事に。

年上で女性経験もそれなりに経験してきたおかげで、終始楽しい時間を過ごせ、いよいよ解散の時間に。

すると彼はいきなり私を抱きしめて、キスをした。

「さすが女慣れした大人の男性だ」と思って流れに身を任せていると、「一緒に帰ろう」と、こちらもよくある台詞。彼との関係を真剣に考えたかった私は、「それはちょっと…」と言葉を濁し、その場を後に。

その日の帰宅したタイミングで「俺も君の事を真剣に考えているから」とのラインにキュン!そうしてとんとん拍子に話は進み、交際することに。

職場まで車で迎えに来てくれたり、仕事帰りに時間を割いて会ってくれたりなど、序盤は好調な滑り出しだった。

しかし、ある日彼の癖に気付いてしまった。

「俺って普通でしょ?」が口癖だったのだ。

上京して間もない私は、彼の連れ出してくれるデートコースに毎回感動していた。

だが、その時の反応も「普通でしょ」。

彼の家にお泊りに行った際に置いてあった高級な服や靴、インテリアを見て「質の高い生活してるね」と私が感激していた時も、「普通でしょ」。

全てにおいて「普通でしょ」で返ってくる、彼の中の普通のレベルはどれだけ高いんだ、と疑問で仕方なかった。

そうして交際の後半に差し掛かった頃、衝撃の一言が発せられた。

「俺、今まで年上の女としか付き合ったことないから、年下ってみんな妹に見えるんだよね」と。

これを聞いて、私からするとレベルの高いことに対して彼が常に「普通でしょ」と答えていた理由も分かるような気がする。

過去の交際歴の年齢層が高かったからだと。

そんな過去を知り、「妹にしか見えない」と言われてしまった私は彼と別れる覚悟を決め、別れを告げた。

そして最後に彼が発した言葉は、「また今度、時間が経ってから会おうよ。もし今すぐ会っちゃうと、君の気持ちが混乱しちゃうでしょう?」。

とことん自分に自信と余裕があって、そして相手の感情に興味が無い人なのだと。

29歳のオトナな男性は、24歳の初心な女子にはまだ相手にしてもらうには早かったようだ。