「女を存分に謳歌する女とは・・・」が人生最大のテーマであります、eveです!
そんなテーマのように、人生をよくも悪くも「女を十分に使い倒した」人生を送った 女たちがいる。
それは日本の【毒婦】と呼ばれる女たちだ。
しかも彼女たちは「歴史上の悪女」とも言われるほどの事件を、みなそれぞれが犯している。
それは、多情な女であり、男を手玉に取る。金とセックスは、彼女たちから切っても切れないのだ。
なぜ女たちに夢中になったのか、なぜ女たちに大金を貢いだのか、それほどまでも美貌の持ち主だったのか・・・。
そんな女たちの人物像に迫る・・・!!
毒婦とは
毒婦(読み)ドクフ
歴史上いろんな毒婦がいるが、この三人が一番有名ではないかと思う。
「明治の毒婦・高橋お伝」、「昭和の毒婦・阿部定」、「平成の毒婦・木嶋佳苗」が
浮かぶ。
では一人づつ紹介していこう。
明治の毒婦・高橋お伝
中川信夫監督『毒婦高橋お伝』(1958)を再見して気がついたが、若杉嘉津子と明智十三郎のキスシーンのカット、フェアーグラウンド・アトラクションのアルバムジャケットに使われた事でも知られるエリオット・アーウィットの写真“California Kiss”(1955)にそっくりだな。
もしかしてインスパイアされた? pic.twitter.com/eEydYvBlwz— 下村 健 (@Shimo_x2) August 29, 2018
お伝はハンセン病にかかった夫を毒殺,その後,浅草蔵前の宿屋で古着商の後藤吉蔵を かみそりで殺害して金を盗み,
まもなく捕えられて市ヶ谷監獄内の刑場で斬首された。
小説、歌舞伎でお伝の脚色されたエピソードは取り上げられ、
「夫を毒殺して男たちを手玉にとった、稀代の毒婦」と呼ばれるようになる。
このお伝のすごいのは、
噂では死後、遺体を解剖されて性器をくり出され、ホルマリン漬けで保存されたという。
昭和の毒婦・阿部定
1936年(昭和11年)の11月、いわゆる阿部定事件の裁判が行われた時の記事です(新愛知新聞)。相変わらず新聞記者の見出し力の凄さに感心します。
2枚目は以前あげた阿部定逮捕の時の記事で、3枚目は逮捕時の写真です。 pic.twitter.com/rUuzLv0yvd— 戦前~戦後のレトロ写真 (@oldpicture1900) September 24, 2017
明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史(1969年)より
阿部定 本人出演シーン。当時63歳。 pic.twitter.com/smNIfbUMB7— 粒あん (@lowgai_junk) October 28, 2019
昭和11年東京中野の小料理屋で石田吉蔵を知る。同年、東京尾久の待合で吉蔵を絞殺し、遺体の性器を切り取った。
遺体の太腿に“定吉二人”という血文字が書かれてあったことから猟奇殺人として騒がれる。同年、懲役5年の判決が下る。
定も事件を起こす前は、芸者からの愛人業で生きていた。
やはり金とセックスは、必ず関係にある。
最後は、男も定の痴情に溺れたのだろう。自分を破滅させてまでも。
平成の毒婦・木嶋佳苗
先日獄中で3回目の結婚をした木嶋佳苗死刑囚がモテる理由を考察させて頂きました。
首都圏連続不審死事件の犯人である彼女は、やはり天才的な魔性の女で御座います。彼女の行為は許されなくとも、彼女から学ぶところは非常に多いと言わざるを得ません。https://t.co/UDIooYbdeG
— 上野_ラブホスタッフ (@meguro_staff) May 2, 2019
木嶋佳苗が存在する限り、モテないことや大事にされないことや貢がれないことを顔のせいにできない pic.twitter.com/WjqGNuMDJ5
— 胎盤JD(中の人) (@taibanjd) November 11, 2019
三人の男性を殺害、この他三人の男性から金を騙し取ったとして、2017年に最高裁の判決より死刑確定。
まだ木嶋佳苗の事件はまだ記憶に残っている。
「こんな女に?!」と世間は騒いだ。スポーツ紙なんかは本人の写真をデカデカと出し、
「ブスのくせに?!」と言わんばかりに連日報じていた。
それぐらい女と事件の内容にギャップがあったのは確かだった。
正直、本当に美人とはかけ離れた容姿だった。
佳苗は、お伝や定と違って美貌の持ち主ではなかった。では佳苗が惹きつけるものはなんだったのか。
しかも、ターゲットは40代以上と決めていた。美貌のルックスではない自分に、若い男は振り向かない。
丁度男が寂しさを感じ、癒しを求める年代にしっかり的を絞っている。
そしてこの容姿は、逆に男たちに安心感を与えたのではないかと思う。
これが美女だったら、
これは騙されているのではないだろうかと逆にためらいを感じさせる。
自分のブログでは、しっかり育ちの良いお嬢様として仕立上げている。
文章も上手く、美しい。
そう、自分をイイ女に作りあげ、装う天才だった。
そして玄人並みの夜の接待をして、男たちから援助してもらっていたという。
佳苗は、「女は美貌でモテるわけじゃない!」と、証明した唯一の毒婦かもしれない。
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毒婦とは・・・最後に。
男を身も心も惹きつけるテクニックだけは、いつの時代も変わらないものである。
そのテクニック、いきなりデートで試してみては・・・?