出会いがない社会人が出会いを増やす方法
「社会人になるとなかなか出会いがない!」そんな社会人が恋愛するために必要な「出会いの増やし方」を現役女子大学生院生が答えます。
社会人になって、どんどん新しく出会う人が減って、なかなか恋愛することができない・・・
と、悩んでいる方も少なくないんじゃないでしょうか。
みんなはどう乗り越えているか気になりませんか?
そこで今回は恋愛について論文も書いている私、Risaが「恋愛したくても出会いがなくて…」と言う人が増えた理由と異性との出会いを増やす意外な方法を伝授します。
現役女子大学院生が語る意外な出会いの増やし方
「恋愛したくても出会いがない…」という悩みをよく耳にします。
内閣府が行った調査によると、現在交際相手がいない20〜30代の内、恋人が欲しいと思っている人は約6割いても、その内約半数が「そもそも出会いがない」という理由で恋愛ができないと悩んでいるようです1。
ただ、同時に、恋愛したいと思っていても実際に恋人と出会うために行動している人は半数もいないということも別調査で明らかになっています2。
また、社会人になると仕事も忙しくなり、なかなか出会いがないもの。
「恋愛したいな〜」と思いつつも、「出会いがない」ことを言い訳に、常に120%受け身でいる人が多いのが事実です。
しかしながら、いつまでたっても行動を起こさなければ出会いは増えないもの。
出会いの機会は減っている
近年、未婚者が結婚しない一番の理由に「適当な相手にめぐり会わないから」が挙げられていますが3、この「めぐり会う」という考えがまずアウトです。ナンセンスです。今すぐ捨てちゃいましょう。
確かに1960年代までの日本では、親戚や上司の紹介による「見合い結婚」や職場や仕事を通しての「職縁結婚」が主流だったため、それこそ自分に見合う、「適当な相手にめぐり会う」ことが可能でした4。
しかし、それは「『出会いの場』がシステムによって提供されていた」4から可能だっただけで、今では結婚の面倒を見てくれる世話好きの親戚もいなければ、転職が当たり前になったために職場での恋愛も難しくなっています。
そんな中、「出会いがない〜」と嘆くばかりでは、社会人にとっての恋愛がいつまで経っても始まらないのは言うまでもないですね。
異性との出会いを増やす意外な方法
今こそ「受け」から「攻め」の姿勢に体制変更する必要があるのです!
ただ、こんなことを言うと「え、でも異性をデートに誘ったりできないよ?」といった声が聞こえてきそうです。
安心してください、最初からそんなハードルが高いことは要求しません。
まずは、「同性でも良いから友人関係を広げてみる」ところから始めてみましょう。
「同性でもいいの?」と思われるかもしれませんが構いません。なぜならここで大切なことは「恋愛に繋がるコネ(関係)を増やすこと」だからです。事実、友人づきあいの多い人のほうが恋人のいる割合は高いようです5。そもそも友人づきあいすらない人に恋愛が始まるとは想定しにくいですね。
何より、ここで一番主張したいのは友人や兄弟姉妹の紹介で交際関係に至る人が増えているということです。未婚者が交際相手と出会ったきっかけについてみると、一番多い「学校で」(男性27.7%、女性23.7%)に次いで「友人・兄弟姉妹を通じて」が男性では18.6%、女性では21.5%と二番目に来ています3。さらに、結婚しているカップルについて二人が知り合ったきっかけをみると、「友人・兄弟姉妹を通じて」が30.8%もいるのです3。
自分のことを知ってくれている人に頼むことで自分に合った相手を紹介してもらえる、初対面の人でも知人の紹介だから信用できる、共通の知り合いがいることで会話が広がりやすい、などさまざまな利点が挙げられます。すでに仲の良い友人がいれば、その人に「誰か紹介してくれない?」と尋ねてみるのも良いかもしれません。
また、そういった頼れる知人がいない・・・
もしくは、紹介してもらったはいいけど、あまり好みの異性がいない!という場合は、マッチングアプリを始めるのも一つの手です。
そういった場合は、「なんとなく寂しいから恋人がほしい」「そろそろ家庭がほしいから」といった自分のエゴを全面に出していくのではなく、きちんと相手のことを見て、考えてお付き合いするようにしましょう。
▼出会いが少ないという方はこちらがおすすめです。
出会いを増やす手段としてマッチングアプリは有効ですが、あくまでも恋愛は相手ありきであることを忘れずに。
メッセージが得意じゃない!という方や、お店選びに戸惑ってしまうという方でも気軽にデートできるいきなりデート、ぜひ試してみてくださいね。
参考資料
- 内閣府(2014)「平成26年度『結婚・家族形成に関する意識調査』報告書」.
- 西村智(2014)「未婚者の恋愛行動分析―なぜ適当な相手にめぐり会わないのか」『経済学論究』68, 493-515.
- 国立社会保障・人口問題研究所(2015)「第15回出生動向基本調査(結婚と出産に関する全国調査)」.
- 岩澤美帆・三田夏美(2005)「職縁結婚の衰退と未婚化の進展」『日本労働研究雑誌』47(1), 16-28.
- 岩澤美帆(2010)「職縁結婚の盛衰からみる良縁追求の隘路」佐藤博樹・永井暁子・三輪哲編『結婚の壁 非婚・晩婚の構造』(37-53)勁草書房.